ペーパーウェイト制作

〈ペーパーウェイト制作手順〉

DSC_0334.JPG DSC_0335.JPG CENTER_0002_BURST20230211100412108.JPG
下絵を決めます
ガラス面が凸状になっていますので端の文字や模様は見えなくなります
1㎝弱端を開けて模様を決めてください
ガラスに下絵とは鏡写しで下書きを油性ペンで描きます
(油性ペンはシンナー液を少しティッシュに含ませ消します)
ガラスの下書きが完成したら正面から見て確認します

【作業工具】
DSC_0336.JPG上からダイヤビット/低回転リューター/高回転リューター

【高回転電動リューター:ダイヤビットの装着】
DIAGONAL_0002_BURST20230212120525403.JPG  DSC_0357.JPG DSC_0358.JPG

ボダン部分を押し込み黒い部分を右回転で緩めます
ダイヤビットを奥までしっかりとはめ込みます
ボダン部分を押し込み黒い部分を左回転で締めます
※ダイヤビットが奥まではまらず長い状態で作動させると芯がぶれ作品の線のゆがみになります
リューター上部の速度調整つまみを操作し電源をONにして作業を始めます

【低回転電動リューター:ダイヤビットの装着】

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リューターの白い部分を取り外します
白い部分から少しダイヤビットの根元が出るくらいにしっかりとはめ込み本体に戻します
リューター上部のつまみを捩じると作動します
※低速回転なので強く抑え込むと回転が止まります

特 徴  本体 パワー    利  点          欠  点
高回転  重い 強い 作業の進行が速く深く彫り込める  手が疲れやすい
低回転  軽い 弱い 手が疲れにくく彫りミスが出にくい 作業に時間がかかる

【彫り方のポイント】
DSC_0351.JPG ※一度入ったラインは消すことはできないので慎重に作業します
彫りこみを入れるときにダイヤのビットがガラスに対して垂直に当たると芯がぶれてビットが滑ります
ガラスに対してダイヤビットは60度位の斜めの角度でガラスに当てます
電動リューターの回転に引っ張られないよう手のひらをガラスに当ててしっかりと固定してゆっくりと線を描いていきます

ビットを変える際は試し彫をして線の太さを確認しましょう
しっかりと固定してゆっくりと線を描いていきます
彫りが深いほど立体的に見えます
線の太さや彫の深さを変えて模様の陰影をつけます
※ガラスに残った油性ペンの後はきれいに消せます